下の写真のセット。
とある格安マイクプリに「ニーヴくん」を繋げたら・・・、
「ニーヴくん」と合わせて計3~4万ぐらいの予算で、
10万越えのハイエンドマイクプリに匹敵する機材を手に入れたも同然の状態になります。
Hi-Z入力もありますので、ギターのLINE録音(DAWのシミュで音作り)用にもベスト!
赤いニーヴくんの下に鎮座するこの青いマイクプリ、安いのにかなり音も良いのですが、残念ながらトランスレス(トランスが入っていない)なのです。
もちろん、この価格帯のマイクプリにハイエンドオーディオ用トランスを内蔵することなどそもそも不可能な話です。それだけ、良いトランスは高価なアナログパーツだからです。
しかし、このマイクプリの後に、ハイエンドオーディオトランスを内蔵した
AMATERAS 0001~0002(ニーヴくん)を繋げることで、
ハイエンド並みのマイクプリとほぼ同等の回線に化けてしまう訳です。
もちろん「音」もです。
マイクプリのアンプ回路は、現代では比較的安価で製造できるようになりました。
音も十分に良いものです。
数万円のけっこう良い音のミキサーやインターフェースに、何チャンネルぶんもの高音質のマイクプリが内蔵されている時代です。
つまり、マイクプリの「アンプ回路」自体は、1チャンネル当たり1~2万円で良い音のものが多く市販されているわけです。
写真のPRESONUS ( プレソナス ) / TUBEPre V2 もその一つで、超クリーンなサウンドからホットな真空管のサチュレーションまでノイズも少なく出力することが出来ます。ファンタム電源内蔵であらゆるコンデンサーマイクが使えますし、Hi~Z入力もあるので、エレキギターやベースなどを直接挿して、DAW上のアンプシミュレーターで音作りするためのクリーンサウンドの録音もできます。
しかし、上記クラスのマイクプリは、どれも音はクリアで綺麗なのですが、
音にまとまりが無く、どこか「暴れ」があります。
あのホンモノの20万クラスの高級マイクプリを通したシルキーでまとまりのある質感には遠く及びません。
トランスが入っていないからです。
音声信号の美味しいところを抽出し高い質感を生み出しているのが、まさにハイエンドオーディオ用トランスだからです。
実は、20万クラスの高級マイクプリも、1~2万のマイクプリも、アンプ回路部分の設計はほとんど似たり寄ったりです。オペアンプであったりディスクリートであったりの違いはありますが、その差は、トランスの有り無しほどの大きな差はありません。
「良いマイクプリ、良いアナログ機器の音」を未だ体験していない方は、この推奨セットを通して歌もアコギもエレキギター&ベースも、なんでもかんでも録音してみて下さい。
「音の入り口」を良くするだけで、今まで苦労してきた音創りが、どれだけ楽になるかということを実感して頂けると思います。
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以下、推奨セットです。いつもお世話になっておりますのサウンドハウスさんよりどうぞ!
推奨ケーブル1:TUBEPre V2とニーヴくんを接続用 (XLR(メス)>>TRSフォン)
推奨ケーブル2:ニーヴくんとインターフェース接続用 (TRSフォン>>TRSフォン)
■「AMATERAS 0002,0002(ニーヴくん)」詳細&購入ページ:
http://www.cafeo.tv/Equipments/neve-kun.html